ビットコインとアルトコインが爆上げしている今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
高騰をきっかけに暗号通貨、仮想通貨、アルトコイン、業界に足を踏み入れた方々も多いことでしょう。
そんな方々の中には自分が買っている仮想通貨がどういうものなのか、どう使えるのか、ご存知無い方も多いのではないでしょうか。若しくは知識としては知ってても実際に使ったことのある方ほほとんどいないのでは無いかなと思います。
しかし通貨は使ってなんぼ。
この高騰をバブルで終わらせないためにも、この機会に仮想通貨を使用する方法についていろいろ紹介して行きたいと思います。
そして仮想通貨にハマっていただけると重畳。
今回はビットコインとカウンターパーティー(XCP)トークンであり、現状最も使えるアルトコインという噂のpepecashを使ってみましょう。
「ほしいカードがあるから、細かい解説はどうでも良いからやり方を説明せんかい」という方は「トークンを保管するウォレットを用意する」まで飛ばしてください。
Memorychainについてざっくり紹介するよ – ほい
↑こちらの素敵記事も参考にしてください!(こちらの記事のほうが簡潔にまとまっているのでわかる人はこちらを参考に設定すると断然早いです)
Memory chain,Rare Pepeカードとは
技術的な説明は出来ないので置いておくとして。
最近、仮想通貨界隈の、主にツイッターでこんな怪しい投稿がちらほら上がっているのを目にしたことはあるでしょうか?
(特に承諾とってないのでツイート消してくれという方は連絡ください、すぐに消します)
あとはこんな緑の気持ち悪いカエルのカードの画像を見たことのある人もいるかもしれません。

最初にツイートを紹介したものは”Memorychain”、最後の画像は”Rarepepe”という名前のどちらも、トークンカードをコレクションできるサービスです。
これだけ聞いても大抵の人は??? だと思いますが、これらのトークンカードには以下の特徴があります。
- 電子的なデータとしてのカードである(物理カードではない)
- トークンカードはビットコインと同様にそれぞれが仮想通貨(トークン)として発行され、発行数が決まっている。*1
- ビットコインのブロックチェーン上にこれらのカードの取引記録が刻まれるため、カードの所有は事実上改ざん不可能。*2
- 分散型取引所(DEX)で取引できる。
ここまで書けばピンと来る方もいると思いますが、
これらのトークンカードは仮想通貨の「電子的なデータであるにもかかわらず、通貨の様に現物として所有できる」という特徴を利用した仮想的なトレーディングカード(以下トレカ)です。
MTGや遊戯王、ポケモンカードなどのトレーディングカードゲーム(以下TCG)をやっていたことがある方はご存知だと思いますが、TCGでは珍しいカードや使える人気のカードは集める人が多くなり値段も高くなります。
(参考: MtGの最高額カード『ブラックロータス』って何? ヤフオク出品理由に騒然 – KAI-YOU.net)
いわば、この「TCGのカード」が電子化したものが”Memorychain”や”Rarepepe”です。
今のところゲームでは使用できないのでただのトレカですね。
トークンでない紙のトレカと比べて利点がいろいろあるのですが簡単にいくつか挙げると
- 物理カードと違って劣化しない
- 中央集権的でないのでカード会社が倒産したりして使えなくなったりしない
- 発行数がロックされているのでカード会社とかが好き勝手に再販できない。つまり100枚しか無いカードは間違いなく世界に100枚しか無いことが保証される
- 仮想通貨なので個人間取引しやすい
- (それなりにいろいろ条件はあるものの)誰でも自由にカードを発行できる
などなどいろいろあります。
綺麗な切手やコイン、昆虫や石の標本や模型、歴史遺物など、コレクションは集めて眺めるだけでも楽しいものです。さらに、時間が経ったらもしかして自分のコレクションしているモノに人気が出て価値が高くなるかもしれないというワクワクもあります。
「価値を所有する」それこそがコレクションの楽しみです。
すなわち「価値を電子的に個人保有できる」という仮想通貨の最も特徴的で革命的な部分を、まさにぴったりな「コレクション」という分野に応用したのがこれから説明する、カウンターパーティトークンとpepecash、そしてpepecashを使用したプロジェクト達なのです。*3
特にMemoryChainは
『暗号通貨業界内のプロジェクト、出来事をイラスト、トークン化し、ブロックチェーン上に消えない思い出を残そう!トークン化したカードは記念品としての価値だけではなく、将来的に外部のゲームやサービスとつながりUnlimitedに広がっていきます!』(Memorychain Whitepeperより引用)
ということで、カードを集めることで暗号通貨界(仮想通貨界)について勉強できるしいろんなできごとを思い出せるという楽しいプロジェクトです。
Rarepepeは……ちょっと頭のネジの外れた人たちが緑色のカエルのカードを集めているって噂です。ちょっと良くわかりません(笑)
Rarepepeの衝撃 Dogecoinの再来か!? – ビットコインダンジョン
まあ習うより慣れろと言うように、自分でやってみるのが一番いいと思いますのでカードをコレクションする方法を解説していきます。
トークンを保管するウォレットを用意する
まずはじめにBook of Orbsというアプリをスマートフォンにインストールします。
(今回使用したスマートフォンはAndroidのバージョン7.1.2ですが、iOS版のアプリもあります)

“Book of Orbs”でストアで検索すれば出てくるのでインストールします。

他にXCPトークン用のウォレットを持っていないのであれば「新しいアカウントを作る」を選びます。
↑が何言ってるのかわからない場合も「新しいアカウントを作る」を選んでください。

次の画面で12個の英単語が出てきますので、全て順番通りにメモって、誰にも見せないように保存してください。
BoOはくどいくらい説明がでてきますが、重要なのでちゃんと説明を読んでそのとおりにしましょう。
ここに出てくる説明は本当にとても重要なものなので、面倒くさくても絶対に読み飛ばしてはいけません。

くどい説明が終わると、ゲームの選択画面が出てきますので、「その他のタイトル」を選びます。

RarepepeとMemoryChainが出てくるのでどちらかを選びます。
あとからどちらも選べるのでどっちでも良いんですが、今回はMemoryChainで説明します。

MemoryChainを選んだ後の画面です。
まだカードを所有していないのでこのような画面になります。

アカウントメニューを開いてみるとこんな感じです。このアカウント自体がビットコインのアドレスになっており、ビットコインとpepecashの残高が(まだ何もしていないので)ゼロになっているのがわかります。
ここに表示されているアドレスが、あなたのMemoryChainのアカウントであると同時ビットコインとpepecash、MemoryChainカードのウォレットになります。

さて、面倒ですがここでもう一度アプリストアに戻って、
“Indie Square Wallet”というウォレットをインストールします。
なんでこれを入れるかというと、さっき入れた”Book of Orbs”はウォレット以外の機能に力を入れているので、ビットコインのウォレットとしては使いにくいからです。*4

Indie Square Walletをインストールするとこの画面になります。
さっきのBoOの時と似ていますが、今度は「復元パスフレーズを持っている」を選んでください。

さっき”Book of Orbs”の設定中にメモしたフレーズを入力していきます。
まとめて書くとミスりやすいので1語ずつ入れるほうが楽ですね。

1語も間違いなく入力できたらこうなります。

あとはキャッシュカードみたくパスコードを設定。

ウォレットを読み込むことが出来ました。
この画像は俺のウォレットなのでトークンが入っていますが、実際はトークンは所有していないと思います。
「受け取り」を選んで、アドレスがさっき設定した”Book of Orbs”のアドレスと同じものであることを確認しましょう。*5
これでウォレットの準備は終わりました。
あとはカードを手に入れるだけです。
カードを集めよう
カードの入手方法は主に2つあり、ひとつは人にもらうことです。
ツイッターなどでたまに気前のいい方やカード作成者様が配っているのでなるべくフォローするようにしましょう。無理にくれくれ言うのはマナー違反ですが、タイミングが良ければ先ほどのアドレスにカードを送ってもらえるかもしれません。
もうひとつの方法は分散型取引所(DEX)でカードを購入することです。
購入するためにはpepecashとビットコインが必要です。
購入方法を詳しく説明します。
カードを買う方法

Book of OrbsのMARKETを見るとカードの買値と売値が表示されています。

カードを選んでみると、いくつかの売り注文と買い注文が出ているのが解ると思います。
(いわゆる買い板と売り板です)
例えばこのWACKNAKAMOTOカードを買いたい場合、すでに345pepecashの売り注文が出ているため、345pepecashで買い注文を出せば、すぐに買うことが出来ます。それより低い価格で注文した場合は直ぐには注文は約定せず、同じ価格以下の売り注文がでるまで画像の買い注文と同じ様に買い板が並ぶことになります。
つまるところ、このカードを手に入れるためにはpepecashが必要だということです。
それに加えて、カードの取引手数料としていくらかのビットコインが必要です。
2017年5月現在はビットコインの高騰と取引量の増加のせいで1取引で50円から70円分くらいのビットコイン(0.0004BTC位)がかかってしまいます。
とりあえず0.01位のBTCは入れておきたいところです。
pepecashを買う方法
流石にここまで読んでいる人はビットコインの購入方法は知っていると思うのでpepecashの購入方法を説明しておきます。
Memorychain Whitepeper(笑)に紹介されている入手方法は3つです。
- 日本の取引所Zaifで購入する Zaif
- 海外の取引所で購入 Tux Exchange – Cryptocurrency Exchange
- カウンターパーティのDEXで購入*6
今のところ1が一番簡単な方法なので1をおすすめします。
まずZaifに登録をしてビットコインか日本円を入金します。
Zaif

次に取引所に行き、取引対象を主要通貨から「トークン」に変更します。

トークンの一番下にPEPECASH/JPYの取引所とPEPECASH/BTCの取引所があるので好きな方を選びましょう。
しかしPEPECASHを日本円で直接買えるようにするとかZaifはいい意味でクレイジーですよね(褒めてる)。

そうすると取引所に注文が入れられるので必要な量購入しましょう。
全くおすすめしませんがpepecashが速い車が買えるくらい高騰(TO THE MOON)することを見越して多めに買うのもありですね。*7
必要な分だけpepecashを購入したら自分のウォレットに出金しましょう。
「入出金」をえらんで、Counterpartyトークン出金に移動します。


次に「出金トークン選択」からPEPECASHを選択します。
非常にわかりにくいことに、たくさんのトークンのちょうど真ん中あたりにあるので頑張って探してください。

選択出来たら、出金アドレスにBook of Orbsとindie square walletのアドレスを入力して必要事項を入力して、出金します。
このとき出金手数料としてビットコインが必要になります。
また、当たり前の話ですがアドレスを間違えると二度と戻ってこないので注意しましょう。

Book of Orbsでカードを買う

出金してから少し待って、Book of Orbsを開くとBTCとpepecashが入金します。
どれくらいかかるかはその時のビットコインのトランザクションの混み具合と手数料の量によります。

それではこの”MINERB”カードを購入してみましょう。
左下の「買う」を選択。

買いたい枚数を入力します。

次に注文価格を入力します。
売りが300pepecashで出ているのですぐ買いたい場合は300と入力します。

確認して問題なければ注文。

今現在優先度中で注文すると手数料がこんなにかかってしまいますが、優先度低にすると1週間近くも注文が入らないので仕方がありません。
続けるを押すと注文が確定します。

できました!
あとは注文が承認されるのを気長に待ちましょう!
最後に
これでMemory Chainカードを購入することが出来ました!
RarePepeも同じように購入することが出来ます。


購入出来たらコレクション画面からカードを鑑賞することが出来ます。
gifアニメになっているものなんかだと、コレクションからしか動画を見られないので所有者の特権を味わえるかもしれませんね。(訂正:マーケットからでも見られますね)
Memory chainは現在25枚ですがこれからも枚数がどんどん増えて行く予定なので、気になる方はとりあえずツイッターで、MemoryChainの天才パーティーオーガナイザーであり*8初代ビットボーイのkojiさんをフォローしておきましょう。
仮想通貨の使い方②はsoooonやる予定です。
それでは