Raspberry Pi3の初期設定をする。(OSのインストールまで)

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前回の記事(http://ocknamo-crypt.hatenablog.com/entries/2016/08/27)で、必要なものがそろったところで、
初期設定=「RasPiをパソコンとして使えるようにする」を行います。

ここに関してはネットに詳しい文献が山ほどあるので、このページではなるべくシンプルに短く説明します。公式のクイックスタートガイド(英語)+α(最低限必要なもの)というような内容です。RasPiは初心者だけどパソコンはまあまあ使っているというような人を想定しています。

ちなみに筆者の環境はWindows10なのでそれに準拠しています(それ以外わからん)
なお、本記事がRasPi初心者の参考になるといいなとは思うものの、記事の内容を実行したことによって発生したいかなる損害の責任も筆者は負わないので、すべて自己責任でお願いします。
一方で、わからないことがあったらコメントに書いていただけると助かります。
参考にさせていただいたサイト様 : Raspberry Pi 3 Model B の設定。OSを入れてWebサイト表示ができるまで | ゆうそうとITブログ
https://www.raspberrypi.org/files/legacy/qsg.pdf

 

0. 初めに
RasPiを使うにはSDカードにオペレーションソフト(以下”OS”)をインストールする必要があります。
そこでOSをインストールする前にSDカードを一度フォーマットしてきれいな状態にしてから、OSのパッケージ(NOOBS)をSDカードに入れます。
これらの作業はRasPiとは違うパソコンを使って行います。

1. microSDカードのフォーマット
ネットにつながったパソコンで公式指定のフォーマッターを以下からダウンロードしてください。
SD Memory Card Formatter for Windows Download – SD Association
ページ下段のAcceptをクリックするとダウンロードが行われます。
自分のパソコンにソフトをインストールして起動させ、microSDカードをパソコンに接続。(アダプタ使用)
フォーマッターでRasPi用のmicroSDカードを選択。
オプション設定のボタンを押し、論理サイズ調整をONにしてクイックフォーマットを行います。
※当然ですが間違ったカードをフォーマットするとデータが消えるし「やり直し」はできないので注意。

2. パッケージのダウンロード
NOOBS(New Out Of Box Softwareの)を以下のURLからダウンロード
“NOOBS”と”NOOBS LITE”があるがすぐつかえる無線LAN環境がある場合はNOOBS LITEでよい。
「Download ZIP」ボタンでダウンロードされます。
www.raspberrypi.org

 

ダウンロードできたら、解凍し、展開されたファイルを全てさっきフォーマットしたmicroSDカードにコピーします。

3. 配線
RasPiにmicroSDカードを挿入、上下の向きがあるので注意します
電源ケーブル”以外”の配線を全て先にやります。
マウス、キーボードをつなぎ、そしてHDMIケーブルでモニタ(もしくはテレビ)に配線します。

4. 起動
電源ケーブルをつなぐと勝手に起動!
モニタが黒いままの場合はモニタの電源と入力が正しいかどうか真っ先に確認してください。
進めていくとスマホなどでもよくあるWi-Fiの接続画面が出てくるので自分のネットワークを選択して接続します

5. OSの選択
Raspbianを選択(RasPiに最適化されたOSだそうです*1
「本当にインストールしますか」的な警告ウィンドウが出るのでYesを選択。
黒い画面になってインストールが始まります。
インストールには大体30分以上かかるので気長に待ちましょう。
終わるとデスクトップが立ち上がります!

 

以上でRasPi3にRaspbianをインストールできました!!
次はネット接続,日本語設定について解説していきます!!

*1:Win10 for Iotの実力はちょっと気になりますが

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